「世界そろばんフェスティバル」が開催されました
そろばん交流
開会行事
シンポジウム
本団体が協賛した「世界そろばんフェスティバル」が、令和元年8月21日(水)に、東京武道館(東京都足立区)にて、開催されました。
そろばんを通じての国際交流が目的で、小中学生ら約720名の参加者があり、うち47人は南アフリカ、インドネシア、スリランカなど九つの国と地域の小中学生です。
見学者・スタッフ等合わせて合計1,694名の参加者により、そろばん交流・フラッシュ暗算、シンポジウム、自国の伝統的な踊りを披露し、最後は参加者全員で「東京五輪音頭2020」を踊りました。
会長あいさつ

本連合会は、我が国の学校教育における珠算の発展に寄与することを目的として発足しました。
さて、令和2年4月実施の小学校学習指導要領の算数では、3年生と4年生の「数と計算領域」で「そろばん」が位置づけられています。また、小学校学習指導要領解説算数編の、思考力、判断力、表現力等で「そろばんの仕組みに着目し、大きな数や小数の計算の仕方も考えること」と記されています。
このように、そろばんを計算するための道具から、数を深く理解するための学習具としても活用することが期待されています。そろばんは、数を玉に表したり、動かしたりするだけでも数の概念や十進位取り記数法の理解を深める重要なツールとなり得るものといえます。
予測が困難な時代のなか、持続可能な社会の実現に向けて明るい未来の担い手となる子供たちの「生きる力」の育成に、日本の伝統文化の一つである「そろばん(珠算教育)」を通じて、これからも効果的な授業の在り方等の研究に取り組んでいきます。